はじめに
自作曲ネタの第3弾です。今日はMagentaというAI編曲ライブラリを利用した自作曲の編曲がテーマです。polyphony_rnnというディープラーニングモデルを利用して編曲を行ったらすごいことになってしまったという話をしたいと思います。
RNNとは?
RNNとは時系列に強いディープラーニングモデルです。日本語では回帰型ニューラルネットワークといい、内部で循環を持つことで時系列の入力に対応しています。時系列の入力ができるんだから音楽でもいけるでしょ?って言うのが今回のモデルです。これでバッハの曲をたくさん学習させた学習済みモデルがあるのでそれを利用して自分の曲に伴奏をつけてみました。
動画へのリンク
YouTubeに結果をアップしたので見てください。コード進行は学習させてないはずなんですが既存の曲を学習することを通じていい感じのコードが実現されています。あと自分の曲のフレーズを利用した伴奏があったりしてめちゃくちゃエモいです。バッハと通じ合った気がしています。あとサムネ作るのがだんだんうまくなってウケてます。
原曲はこれです。
作曲の動機や詳細はこの記事にあります。
苦労ポイント
MIDIデータで入力しようと思ったんですがうまくいかず、1音1音楽譜を手打ちして認識させたのでめちゃくちゃ大変でした。こんなに音符を書いたことを後悔しました笑
その分ちゃんと出力されて良かったです。ちょっとバグらせて現代音楽風の謎音楽ができたのは内緒です。
さらなる学習のために
現在、Magentaで開発 AI作曲を勉強しています。コレを参考に色々今はいじっています。面白いのでおすすめです。