はじめに
自作曲ネタの第2弾です。今日はMagentaというAI編曲ライブラリを利用した自作曲の編曲がテーマです。Transformerというディープラーニングモデルを利用して編曲を行ったらすごいことになってしまったという話をしたいと思います。
Magentaとは?
公式では
て言ってます。クリエイティブなプロセスにおけるツールとしての機械学習の役割を探求するオープンソースの研究プロジェクトです。とのことです。何言ってるかよくわかんないですね。要はAIを使って音楽を作っていこうっていうプロジェクトってことです。 ほんとは色々自由度が高いんですけど、自分のメインPCがM1MacでMagentaを動かすのに色々な工夫がいるので今回は既存のColab Notebookを利用しました。
Transformerとは?
Magentaには色々なAIによる音楽生成手法がありますが、今回利用したのがTransformerによる自動伴奏付加による編曲です。公開されているこのNotebookを利用しました。
Transformerとは2017年に公開されたディープラーニングモデルで、主に自然言語処理に用いられています。自然言語処理は時系列データとして処理、分析をすることが多いんですけど、それを音楽でもできるよね?と言って活用してるのが今回のモデルです。詳しい話はなんもわからないと思うんですけど、そんなあなたにはE資格の取得がおすすめです(ステマ)。E資格は体系的にディープラーニング手法について学ぶことができます。
実際どうなったの?
動画へのリンク
YouTubeに結果をアップしたので見てください。すごいことになってしまっています。あとサムネイルがいい感じになったので嬉しいです。
原曲はこれです。
作曲の動機や詳細はこの記事にあります。
生成された楽譜をそのまま残してありますがちょっと編曲すればそのまま使えそうなクオリティですね。意外と悪くないなって思いました。あと何故か拍子が原曲は4拍子だったのに3拍子に破壊されています。謎のメロディアレンジも入ってたりして面白いです。
今後もこういう試みができたら面白そうですね。
さらなる学習のために
現在、Magentaで開発 AI作曲 | 斎藤喜寛 | 工学 | Kindleストア | Amazonを勉強しています。色々試行錯誤していて面白いです。いいものができたらまた記事にしたいと思います。